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谷間の百合

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二十三日 その一  甘利さんと野々村さん。

政務活動費を全額返却したのに野々村竜太郎さんはなぜか裁かれています。
返却したから済む問題ではないというのなら、それで済んできた議員や大臣はどうなるのですか。
なんでかれだけが裁判に引きずり出され世間の嫌らしい好奇の目にさらされているのでしょう。
ガス抜きのための余興の出し物でしょうか。
記憶にないのなら力ずくでも記憶を蘇られてやろう、、と?
政務活動費の不正なんてやっていない人間のほうが少ないでしょうに、なぜかかれだけは許されないらしい。
かれだけが道義心を問われ裁かれることによって、その他の不正が隠蔽され「すべてこの世はこともなし」になるらしい。
かれはまた、次の公判まで警察に留め置かれるのでしょうか。
母一人子一人の家庭だと聞きました。
嫌がるのを無理やり引きずり出してきてリンチにかけているようで、わたしは正視に耐えません。
裁判所が率先していじめを後押ししているのです。


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甘利さんは睡眠障害で一か月の休養をとりました。
行方をくらましている秘書はまだ見つからないのでしょうか。
なぜ検察は秘書に出頭命令をださないのでしょうか。
西松事件では、小沢さんの秘書が3人逮捕されました。
取り調べの刑事が、小沢さんが入る部屋は用意されていると言ったそうです。
単なる記載ミスで逮捕まで考えていた検察は、これだけ動かぬ証拠が揃っているのに甘利さんの事情聴取をする気配がありません。
症状が回復するのを待っているのでしょうか。

甘利さんは「潔い」とか「武士」だとか誉めそやされ花束と拍手で見送られたのに、野々村さんは司法や世間のなぶりものになりました。
これでもまだ法治国家と言えますか。

中國や韓国にたいして、報道や言論の自由がないとか法治国家ではないと言っている似非保守のみなさん。
これだけ、国のトップや裁判所が恣意的、専横的に政治や裁判をやっているのは北朝鮮くらいで、とっくに中國を抜いて立派な独裁国家になっていますよ。
この二十一世紀に、七十年間平和だった国が、突然独裁国家になることを予想した人はいなかったはずです。
わたしの、驚愕して見開いたままの瞳孔はいつ閉じるのでしょう。
日本が無くなった後でしょうか。


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by michi-no-yuri | 2016-02-23 11:44 | Comments(8)
Commented at 2016-02-23 20:02 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by michi-no-yuri at 2016-02-24 13:29
熱々おばんさま
コメントありがとうございました。
実はリンク元URLからおばんさまのブログを愛読していました。
「読んで読んで」が普通なのに、HNの印象とは違いw随分遠慮深い人なんだなと思いました。
住んでおられるところは、行ったことはありませんが、わたしには懐かしい地名でした。
亡くなった姉の親友の郷里だったからです。

わたしがしたかった生活をしておられるようで羨ましく思いました。
むかし、人里離れたところに家を建て、畑ができる期間をそこで過ごしていた男性の、そこでの生活を綴ったブログを愛読していたのですがいつしか更新が途絶えてしまいました。
写真がとても魅力的でした。
わたしはそういうブログに飢えていたのです。
犬について書いておられるところは何度も読み返しました。
いま、犬はいないのですね。
わたしは、助けたいばかりに苛酷な治療を受けさせ、苦しみの内に死なせてしまった犬のことが、十年以上経ったいまも思い出すことが苦痛で記憶を封印しています。
断末魔の叫びが忘れられません。
病気にもよるのでしょうが、自然に任せるのがいちばんですね。
それは人間の癌治療にも言えることだと思います。

わたしの勝手にはできませんので、よければブログのURL紹介していただけませんか。
Commented by 熱々おばん at 2016-02-25 20:48 x
びっくりしました。コメント返しをいただいていたのですね。実は恥ずかしいのです。圧倒的に見事なブログを書いておられる谷間の百合さんの前ではMyテキトーブログを簡単にはさらすことができせん。脱帽なのです。 持ち味といえば,笑いをとるのが少しうまいぐらいです。
 いちどはアドレス貼ったこともあるのですが,はじかれました。なぜかよくはじかれています。時々フテキトーコメントらしいです。
Commented by michi-no-yuri at 2016-02-26 10:02
熱々おばんさま

自給自足とまではいかなくても、これからいろいろ生活の知恵が必要とされるのではないでしょうか。
そういう意味でもおばんさまのブログはとても貴重だと思います。
わたしには真似はできませんが、その精神だけでも見習いたいと思っていますので、これからもよろしくお願いします。

Commented by nao at 2016-02-26 10:19 x
谷間の百合さまのコメントを読ませて頂き
決心が付きました

可愛がっていた犬や猫を何匹も見送り
その度に言い知れない「後悔」ばかりで
もっと何か出来たのではないか
もっともっと可愛がってあげられたのでは
何一つ叱る事なんか無かったはずなのに
人間の感情で八つ当たりしたり・・・
心から謝りたい気持ちの方が強すぎて
思い出すたびに心が張り裂けそうになります

そして最後の一匹が 今弱りはじめ
先日往診に見えられた先生曰く
年齢も年齢だし 手術は難しいだろう
このまま見守ってあげたほうが幸せじゃないだろうか・・・と

何とかお金を工面してでも手術で治るものならと・・・心は揺れに揺れていたのですが

百合さまのコメントを読んで
決心が付きました♪

何も痛い思いをさせて寝たきりにさせる必要はないんだ 人間のエゴかも知れない

今フラフラと庭に出て 穴を掘ってミミズを探したりw 
早春の匂いを嗅ぎながら尻尾が楽しそうに右に左にブルンブルン♪

不謹慎を承知で言えば
父親が死んだ時よりも犬や猫を見送った時の方が悲しかったですね

飼い主への全幅の信頼のあの瞳と
無償の愛には与えたものより受け取ったものの方が多すぎて 参ってしまいます

とどめの最後が大きすぎて
なにしろ100キロ級のブタさんですから

先日「馬」が人間の顔色や声質で感情を読めると学会が発表したとかって
バカじゃなかろうかと思いましたね

そんな事 犬や猫やブタだって分かりますとも!

でも百合さま 見守る事は辛いですね
誰かに責任を丸投げするほうがよっぽど楽ですよ
その辛い道を今回は選ぶ事に決心しました
Commented by michi-no-yuri at 2016-02-26 13:09
naoさま
コメントありがとうございます。
naoさまの書いておられること、何から何まで同感です。
わたしはなにごとにつけ、こうだ!と言えることは一つもないのですが、これだけは断言できます。
犬の終末医療はノーです。
もし、痛みを伴うものなら鎮痛剤投与をお願いします。
その先生のおっしゃる通りです。
しかし、わたしはそのとき同じことを言われても反発して、どんなことをして助けてくださいと言っただろうことは確かです。
これほどか悲しい、辛い経験を通してしか人間は分からないのです。
経験って辛いものですね。

死の三日前くらいに、かれ(オス)はふらふらしながらと畑に行きました。
愛おしそうに土の匂いを嗅ぎ、そして、空を仰ぎ目を閉じて深呼吸をしました。
一月末の冷たい清新な空気を胸いっぱいに吸い込んだのです。
帰りは家への三段の階段がもう登れませんでした。

学界の学者になにが分かるもんですか。
動物を動物としてしか見られない人間なのですから。
わたしは輪廻転生ですから、当たり前に、動物にも人間だった前世が、人間にも動物だった前世があると思っています。
なんでも経験しているのです。

おっしゃるように、わたしも、申し訳ないのですが、両親の死の何倍も悲しかったです。
死んでから会いたいのも両親よりも犬たち、うさぎたち、とりたちです。

いま犬は十歳になり、あとどれくらい生きるだろうと思わない日はありません。
それで、耳に口を寄せては「いつまでも(死んでも)いっしょやで」と言い聞かせているのです。

このごろ気になるのが、マンションで飼われているペットのことです。
お昼は一人で留守番でしょうから、火事や地震になったらどうなるのだろうと心配でならないのです。
兄の家が全焼したときのことですが、玄関先に繋がれていた犬を、近所の学生さんが火の中を飛び込んでいって助けてくれたそうです。
でも、マンションではそれもできません。
(わたしは犬を繋いだことはありません。)
Commented by 熱々おばん at 2016-02-26 20:48 x
 今の政治や社会状況のことを度外視すれば日々が楽しく,貪欲にも100才以上生きるつもりでいて,日々精進をお題目に生きています。あきらめないでいつも前向きなのが取り柄といえば,取り柄でしょうか。
 25年ほど前にヨーガに出会って今のような生活を切望し,実現させました。
 自己流でこれも人には教えることのできないヨーガですが,自分自身の日々の生活には役に立っているように思います。
 
 犬も人間も自然に元気に生きていれば自然に苦しまない死を迎えられると思っています。
 30年以上,目と歯以外は医者にかからずにすんでいるので少しは効果がでているのだと思っています。薬も検診も予防注射もしません。すべては経済中心に回っている世の中なので本当に必要なのかは精査する必要があるとも思っています。

 また強く生きるためには心の持ち方が大事なので,心に良いサイトをまわっているうちに,こちらにもおじゃまするようになり,勉強させてもらっています。いつもありがとうございます!

 拙ブログは紹介しません。御縁のある方は必ず出会うものなので…
 
 谷間の百合さんに発見されたことはとても嬉しいです。
 
 今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。m(__)m 
Commented by michi-no-yuri at 2016-02-27 12:15
熱々おばんさま
コメントありがとうございます。
よく分かりました。
ほんとうに、いまの政治や社会状況を度外視すれば、貧しくても不満はなく幸せな日々なのです。
わたしも基本的に縁のある人が訪れてくださるだけでいいと思っています。
自分から読んでくださいと言えるようなものだと思ったこともありません。
何かの理由で急にアクセスが増えると怖くなるような人間です。

「心によいサイト」ということですが、わたしもそうしている内に、どんどん訪れるサイトが減ってしまいました。
五年前に読んでいたブログで残っているのは一つもありません。
一年前でも随分入れ替わっています。


わたしも生活を簡素化したくて思い切ったことをしてきたように思います。
歯磨き粉やシャンプー、化粧品も一つを残してすべて廃棄しました。
一つの化粧品とは、量販店で見つけた「はとむぎエキス」の化粧水なのですが、肌に合ったのかいつも潤いをもたらせてくれています。
身辺を整理し、思い残すことができるだけ無いようにしておけば、いつ不慮の死を遂げてもいいような心境になれるのではないかと期待しているのです。
早くそういう心境になりたいものだと思っていますが、余り急いではいけませんねw
わたしもワクチンや検診は受けたことはありません。
癌になっても病院に行かない宣言をしていますが、いざそうなったときになっても冷静でいられる自信はありません。
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