政務活動費を全額返却したのに野々村竜太郎さんはなぜか裁かれています。
返却したから済む問題ではないというのなら、それで済んできた議員や大臣はどうなるのですか。
なんでかれだけが裁判に引きずり出され世間の嫌らしい好奇の目にさらされているのでしょう。
ガス抜きのための余興の出し物でしょうか。
記憶にないのなら力ずくでも記憶を蘇られてやろう、、と?
政務活動費の不正なんてやっていない人間のほうが少ないでしょうに、なぜかかれだけは許されないらしい。
かれだけが道義心を問われ裁かれることによって、その他の不正が隠蔽され「すべてこの世はこともなし」になるらしい。
かれはまた、次の公判まで警察に留め置かれるのでしょうか。
母一人子一人の家庭だと聞きました。
嫌がるのを無理やり引きずり出してきてリンチにかけているようで、わたしは正視に耐えません。
裁判所が率先していじめを後押ししているのです。
甘利さんは睡眠障害で一か月の休養をとりました。
行方をくらましている秘書はまだ見つからないのでしょうか。
なぜ検察は秘書に出頭命令をださないのでしょうか。
西松事件では、小沢さんの秘書が3人逮捕されました。
取り調べの刑事が、小沢さんが入る部屋は用意されていると言ったそうです。
単なる記載ミスで逮捕まで考えていた検察は、これだけ動かぬ証拠が揃っているのに甘利さんの事情聴取をする気配がありません。
症状が回復するのを待っているのでしょうか。
甘利さんは「潔い」とか「武士」だとか誉めそやされ花束と拍手で見送られたのに、野々村さんは司法や世間のなぶりものになりました。
これでもまだ法治国家と言えますか。
中國や韓国にたいして、報道や言論の自由がないとか法治国家ではないと言っている似非保守のみなさん。
これだけ、国のトップや裁判所が恣意的、専横的に政治や裁判をやっているのは北朝鮮くらいで、とっくに中國を抜いて立派な独裁国家になっていますよ。
この二十一世紀に、七十年間平和だった国が、突然独裁国家になることを予想した人はいなかったはずです。
わたしの、驚愕して見開いたままの瞳孔はいつ閉じるのでしょう。
日本が無くなった後でしょうか。
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