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谷間の百合

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三十日 その二   真実と真理を語れる唯ひとりの人。 

プーチン大統領のインタビュー記事は素晴らしいの一言でした。

力強さ、洞察力、確固として冷徹な信念。

いま世界で真実を語り、真理を説ける唯一人の人。

ロシア国民が大統領に感じる信頼感、安心感、祖国愛を想像し、翻ってわが国の現実をみるとき、わたしは魂が引き裂かれそうになります。

国民を貧窮と死の不安に突き落とそうとしているのがわが総理だからです。

もっとも許しがたいのは、品性や知性、そして礼節などをことごとく蹂躙し、日本を精神的無法地帯にしてしまったことです。


わたしは、プーチン大統領が下記のように言っているのを読んで、今回日本が失ったものが日本の命取りになるのではと愕然とし、暗い地の底に落ちていくような感覚にとらわれました。

法的安定性などどうでもいい(そう言ったのは磯崎補佐官ですが、いくら否定しても政権がしていることがそれを証明しています。)と思っている政権によって、わたしたちは自分を守ってくれる「法」を失ったのです。

漂流民のような寄る辺の無い国民になったのです。

これからその苛烈さをわたしたちは思い知ることになるのでしょうか。


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プーチン大統領の言葉。

法の順守なくしていかなる民主主義もあり得ない。

すべての人間が法を順守するべきだ。

それが一番重要で基本的な事だ。

それをすべての人間が理解しなければならない。

あらゆる人間が、これを忘れてはならない。


一番重要なのは、我々が今後もロシアの政治システムを完成させるべく努めるということだ。

普通の人が国や社会、権力に対して 発言権を持っていると感じられるような政治システム、同時に権力の側も選挙を通じて代表として自分たちを選んでくれた普通の人々に対して責任を感じるよう な、そんな政治システムを完成させなければならない。



きのう、テレビでプーチン大統領と総理が会った時の映像を見たのですが、両者の顔の印象の余りにも画然とした違いに、わたしは思わず視線を逸らしました。

プーチン大統領を大理石に譬えるなら、わが総理の顔は腐肉のようで、腐臭さえ漂っているようでした。

この両者の違いがすべてです。


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米英がアサド大統領を存続させるとかさせないとか言っているのを聞いて、わたしはモーレツに腹が立ちました。

他国のことをなんで勝手にこうするああすると言えるのか!

元は自分たちが故意に作り出したカオスではありませんか。

リビアやイラクの国家の制度が完膚なきまで破壊されたことを言うときのプーチン大統領の言葉から、わたしは「悲しみと抑えた怒り」を感じましたが、あの2国はなぜあのようなことになったと思いますか。

理不尽だとか不条理で片付けてはいけないのです。

犯人とその目的がほぼ分かっているのですから。


オバマ大統領は、アサド大統領を「国民を虐殺した独裁者」だと断罪し、続けて「民主主義の価値観を無視し、軍事力に頼る国は弱体化し最終的には失敗する。」と非難していることにわたしは笑ってしまいました。

これが笑わずにいられますか。

自分のことを言っているのですから。

まさに今、アメリカはその最終局面に立っているのです。

(ちなみに、総理はオバマ大統領と会えないようですが、アメリカはこんな晴れの舞台でコロニーの領事に会う必要などないとでも思っているのでしょうか。)


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ロシアはシリア支援に積極的に動き出しました。

中國軍もシリアに向かっているそうです。

おそらく、イラン、イラクも露中に付くでしょう。

自衛隊はシリアに行って、そういう陣営と戦うのですか。

それだけはゼッタイに駄目です。

露中と戦うことだけはゼッタイにしてはいけません。


インドネシアが中國の新幹線を採用したと聞いて、わたしは小さく「バンザイ」と言い、ザマーミロと思いました。

これから日本は世界の孤児になるのです。

アメリカの植民地で、これから殺戮集団の米軍についてどこにでも出かけて行くような日本を世界は心底軽蔑していることでしょう。

いまだに米軍が日本に駐留していることがアジアの安全保障になっていると思っている苔の生えたような古い頭では、現実の世界は理解できません。

かくして、日本は世界から見捨てられていく、、、


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by michi-no-yuri | 2015-09-30 10:34 | Comments(0)
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