山本太郎さんが、アメリカの戦争犯罪をこれでもかこれどもかという感じで暴いてくれました。
アメリカはイラクでなにをしていたか。
民間人の虐殺をしていたのです。
子どもや幼児まで、手を縛り目隠しをして銃で撃ったそうです。
白旗を持ったまま死んでいた男の子もいたそうです。
動くものはなんでも撃ったということです。
日本の外交官やジャーナリストもわたしは最初から誤射ということを信じませんでしたが、やはり、動くものの範疇なのか、あるいは白人でないということで標的になったのか、はたまた理由があって殺されたのかの内のどれかだったのだろうと、あらためて思いました。
アメリカのこの犯罪はいつか国際法廷で厳しく追及されることになるでしょう。
きのうの「報ステ」が、40年前から積極的平和主義を提唱していたノルウェーのガルトゥング博士の紹介をしていました。
アメリカが日本に何を要求しているかを話してくれました。
アメリカはドイツやフランスが協力的でなくなったことで、日本を利用しようとしているのだと。
わたしもそう思っていましたが、自衛隊は再びイラクに派遣されることになるでしょう。
アメリカが民間人の大量の血で汚したイラクの地へ、自衛隊は行くのです。
日本とは何のかかわりもない地へ、ただアメリカの要請というだけで行くのです。
しかも、太郎さんが言われた「二軍」として行くのです。
自衛隊に指揮権はありません。
米軍の指揮官に動くものはなんでも撃てと言われたら撃つのでしょうか。
先の人道支援という名目で行ったサマワでは、怒りと憎しみに燃える住民に取り囲まれて恐怖したということが、いまごろになって知ることになりましたが、当時は住民に歓迎され感謝されているというニュースばかりでした。
佐藤正久さん、そうですよね?
自衛隊がIS国と戦うことが想像できますか。
それ以前に理解できますか。
わたしはいくら考えても理解はできません。
アメリカの目的はIS国ではなく、シリアだろうと思います。
ほんとうはシリアでもなく、ただ戦争状態を維持することが目的ではありませんか。
とにかく、いつも戦争していないと生きていけないような国なのです。
帰還兵が自殺したり、PTSDになったりするのも分かるではありませんか。
いきなり狂気の世界に放り込まれて、女性や子どもを殺しまくった人間が、元に戻って、妻や子どもと普通に暮らすことはできないのです。
かれらもまた戦争の犠牲者です。
戦争法案を通してはいけないのです。
これに賛成するということは、戦争犯罪の片棒を担ぐことです。
太郎さんはいのちを賭けてそれを訴えたのです。
もうそれは戦争ですらありません。
無差別大量虐殺です。
そんなことにどうして日本が関わることになったのか、、、
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