経済が「経世済民」のことだったことを思い出させてくれたのが、きょうの「酔生夢人のブログ」に転載されている浜矩子さんのインタビュー記事でした。
小泉、竹中政権のころから、経済政策といえば大企業や投資家を対象とするものになり、いつしか政治から国民の姿が掻き消えていきました。
その集大成がアベノミクスですか。
大企業や投資家のためではないという言い訳に考えだされたのがトリクルダウンという理論でしたが、最近は聞かなくなりました。
それもそのはず、最初から国民を騙すのが目的で利用した理論だったからです。
詐欺的手法です。
最初にばぁ~んと難解で高尚な?ことを打ち出してケムにまくという手口です。
それに、総理にとってアベノミクスが破綻しようがしまいがどうでもいいのです。
なぜなら、破綻のアカツキには戦争経済に乗りかえる予定だからです。
浜矩子で検索したら、BSフジの「プライムニュース」での浜田内閣参与と浜さんの討論の動画がありました。
まだ半分しか見ていませんが、実に面白いです。
総理推薦の浜田教授の人間性を知るのに必見の動画です。
人間的に浜さんが浜田参与を圧倒的に凌駕していることがだれの目にもあきらかです。
大人と子どもほどの差があります。
浜田参与が浜さんに対して切れ目なくwネチネチと個人攻撃されるのですが、それを横に見ている浜さんは反論はもちろん、眉一つ動かされません。
これほど腹のすわったというか平常心でいられる人をわたしは始めて拝見したように思います。
浜田参与が100万人の雇用を生み出した安倍総理を褒め称えられるのは自分を弁護するためでしょうか。
それはだれも為し得なかったような偉業だそうです。
ああ、そうですか。
100万人の奴隷を創出したことですね。
さらに、人口減や徴兵制などでこれからますます需要(雇用)が増えることでしょうよ。
おんな子どもまで軍需産業に狩り出されることになるのですよね。
それもアベノミクスの成果だとでも?
また、自分は学者だから責任をとらなくていいが、総理はわが身ひとつで責任を負っていてすごい人だと。
もう何も言う気がしません。
コメント欄には、浜さんを罵倒する書き込みが殆どでした。
一人、浜田参与を批判した人にはどこのミンジョク?と返す書き込みがされてぞっとしました。
わたしは2チャンネルをみないのですが、おそらく2チャンネルにはネトウヨが「浜田参与、浜教授を完全論破」と書いていることでしょうね。
浜さんは、妖怪人間だとか紫BBAとか言われているそうですが、髪の毛を紫に染めようが赤く染めようが個人の自由です。
外見でしか人を見られないのは、女性より男性のほうが多いように思います。
そんなことでは女性からも社会からもおいてけぼりにされますよ。
記事を転載するつもりだったのですが、「播州武候祇遍照院」のブログか「酔生夢人のブログ」で読んでいただくことにします。
(久しぶりに思想の言葉に触れたような気持ちがしました。)
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