二階俊博総務会長が3100名の、主に観光に関係する業者を引き連れて訪中したニュースは、わたしを少なからず安堵させてくれました。
交流することが事の始まりで、ひいてはそれが抑止力になるからです。
ところが、政府にとっの抑止力とはアメリカを頼ることだけです。
抑止力とは逆のベクトルです。
総理が強調する国民のいのちと安全を守るための安保法制とは真っ赤な嘘です。
これほどの嘘がつける人間は、もはや人間ではないでしょう。
総理も防衛大臣も答弁では国民を騙すための嘘に汲々としています。
二階俊博という政治家にはいままであまりいい印象がなかったのですが、今回の行動を見る限り、非常に「力」のある大人の政治家だということがよく分かります。
これだけのことが行えるのは中国との長く太いパイプがある上に、政治力に必須の胆力があるからに違いありません。
アメリカが嫌がることを承知の行動ですから凄いと思います。
ブログ「もうすぐ北風が強くなる」から一部を抜粋します。(元記事は「ひょう吉の疑問」ブログ)
自民党の総務会長である二階俊博が3000人もの人間を引きつれて、中国を訪問することはただごとではない。
中国が一面トップで大々的に報道しているのに対し、日本のマスコミはそれほど大きくは報道していない。
アベシンゾーはまたマスコミ各社に圧力をかけているのではないか。
アメリカはこの二階訪中をどれだけ恐れていることか。
日本にとって、アメリカ同様の太いパイプを中国ともつくることが、日本に対するアメリカの圧力に対してどれほど強い抑制力をもたらすか、アメリカ一辺倒のアベシンゾーはそのことをよくよく考えてみるべきだ。
この二階訪中を一過性の打ち上げ花火で終わらしてはならない。
米中の間でバランスを取ることこそが、今アベシンゾーに求められているが、ボンボン育ちのアベシンゾーがこの訪中団の政治的意味を苦々しく思っているのなら、全くのぼんくら頭である。
以上が「ひょう吉の疑問」から。
以下は管理人様のコメント。
※太いパイプを中国ともつくることが、日本に対するアメリカの圧力に対してどれほど強い抑制力をもたらすか」
まったくそのとおりだ。
日本が対米従属国家(かいらい国家)から抜け出すには中国とのパイプを太くすること。
政治が無理ならやりやすい経済交流から進めることだ。
米国の対日圧力への抑制力となることは疑いない。
最大の貿易相手国であり、観光、留学、労働など最大の人的流入国である。
日本のマスコミは国民の記憶に残らないように、小さくしか報道していない。
ぼんくらの報道圧力というよりは米国の報道統制と考えている。
(毎週の各社政経部長会議は米国大使館のCIA担当が仕切っている。)
二階氏訪中団が、第二の小沢氏潰しにならないためには、第二弾、第三弾と後が続く必要がある。
安倍晋三という地獄界の住人が国民を地獄へと導いています。
日中戦争になったら、日本は完膚なきまでに敗れるでしょう。
そういう「シナリオ」になっているからということですが、国力、戦力共に劣勢でもあります。
その主原因はアメリカに頼っていることにあります。
アメリカは中国と戦う気などサラサラありません。
何よりも、いまや日本は「日没する国」になっているのです。
その主原因も同じく、アメリカの属国に甘んじてきたことにあります。
中國のうしろには、プーチン大統領が世界一だと自慢するロシア軍がいます。
日本の敗けは、既定路線なのです。
決まっているのです。
こんなことは予知でも予言でもなく、冷静になればだれにでも分かることです。
それでも戦争したいですか!
どの国とも友好な関係であることが最大の安全保障です。
アメリカにくっついていけば地獄だということは火を見るよりあきらかです。
しかし、地獄を見るまで分からないのでしょうね。
飛んで火に入る夏の虫になるまで、、、
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