総理がポツダム宣言を読んでいないと発言したことで、わたしもそうですが慌ててポツダム宣言に目を通した人も多かったと思われ、これは総理に感謝すべきことかもしれません。
総理は憲法もそうですが、ポツダム宣言や降伏文書などには拒否感情があるのではないでしょうか。
声を大にして言いたいのですが、憲法の草案は日本人が書いたものです。
法律に素人のGHQが8日間で作ったというデマを、総理はどこでだれから仕入れたのですか。
そのルーツを遡っていけば、日本の敗けを認めたくない者が苦し紛れに創作したデマだということが分かるかもしれませんね。
これに類するデマをわたしは散々耳にしてきました。
真実は多くの嘘やデマに埋もれたままです。
そういうデマを信じているらしい総理が自主憲法を言うことのおぞましさといったらありません。
お金やいのちを差出し、魂まで失った国が「自主憲法」とはとても正気とは思えません。
いつまで総理にハダカの王さまをやらせておくのですか。
総理の発言を受けて、早速磯崎補佐官が、ポツダム宣言の一字一句が正しいわけではないと言いました。
わたしが危機感を覚えるのは、政府の反応が戦前の軍国主義者の夜郎自大に似てきたことです。
批判を受け付けない態度です。
アメリカ以外の外国からの批判を封殺する態度です。
そして、強い者には弱く、弱い者には強く出るのです。
食品輸入規制をした台湾には強く出ますが、同じ規制をしているアメリカには何も言えません。
林農水大臣などはWHO提訴も辞さないと声を荒げています。
恥かしくないのでしょうか。
中谷防衛大臣も人間的な未熟さが目立ちます。
稲田朋美さんが会議を仕切っていると学級会か学芸会に見えます。
まさに、粗野で無知で無教養な内閣です。
総理に合せるとそうなるしかないということです。
国立競技場建設のことでマスゾエ都知事がお怒りです。
政府の責任意識や危機感のなさは驚くべきことであり、大日本帝国陸軍を彷彿させると。
ところが下村大臣は「業者の責任」だと言い放ったそうです。
わたしは、あのもったいぶったというかすました顔を見るたびに腹が立ちます。
あの顔は「むっつりナントカ」にちがいありませんw
いつ辞めるのですか。
人に為したことは必ず自分に返ってくるというのがカルマの法則ですが、朝鮮を夜郎自大だと軽蔑してきた日本がいままさに法則通り夜郎自大な国になりました。
世界から見捨てられつつあります。
それが全く見えずにわが世の春を謳歌しているのが、保守系のマスコミや知識人です。
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