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谷間の百合

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幇間青山繁晴さんの詐欺的論法。

ソファーでうとうとしていたら、テレビから不快な音声が聞こえてきたので目を開けて見ると「アンカー」で青山繁晴さんが喋っていました。
後で動画を見て驚きました。
この人は天下の茶坊主です。

青山さんの発言から、天皇陛下と皇太子殿下の憲法順守のご発言は安倍総理への牽制ではないかというという疑問や動揺が保守派の一部で広がっているということを知りました。
青山さんにとっては実に憂慮すべきことだったらしく、火消しに躍起になっているようでした。

保守もそんなことで動揺するくらいなら、なぜ集団的自衛権に反対しなかったのか、この愚かものが、、と思ったものの、まだ少しは無垢(無知?)で健全な保守が存在していることを知って、ちょっとだけほっとしました。
しかし、こんな人たちは右傾化を阻止する力にならないばかりか、むしろ反対に作用する存在です。


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ところで、青山さんはトンデモナイことを言っています。

天皇陛下が現在の憲法を大切にされているのは、それが憲法であるからであって、その中味は関係ないのです。もしも改正された憲法であればその改正憲法を大切にされるのであって、即ち陛下が大切にされるのはあくまでも日本が憲法や、その下の法律によって治められる国であって、人治国家の独裁国家ではないということを大切にされるんであって、、、

わたしはこの「中味は関係ない」という発言に驚愕しました。
続けて青山さんはこう言っています。
天皇陛下が、どれほど憲法を大切にされているか、法治国家であることを大切にされているか、それは万人の知るところです。だから、安倍さんを批判するとか、安倍内閣の動きを抑えようとか、政治的意図をもって発言されることはゼッタイあり得ない。

これら青山さんの発言は、視聴者を洗脳するとともに、天皇にも釘を刺しているとしか思えません。

茶坊主の本領発揮で、天皇の真意を弄んでまで総理を擁護しているのです。
法治国家が聞いて呆れます。
憲法違反の集団的自衛権を閣議決定した上に、次々と憲法の縛りを解いていって、ついに、自衛隊は軍隊となって世界へ出て行くことになろうとしているのに。


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天皇が政治的発言は出来ないということをもって天皇の発言を封じ込めようという意図が垣間見えます。
しかし、青山さん、政治ってなんですか。
「政治的発言」ということを誤解していませんか。
政治とは、国民のいのちと暮らしを守ることです。
天皇が震災で肉親を失った人々にこころを寄せられ、被爆による健康被害にこころを痛めて言われることは、あなたの言う政治的発言ではないのです。
国民のいのちを何とも思っていないような政権は、ほんとうはそういう発言も封じたいのでしょうね。
青山さんはそういう政権の代弁をしているのです。


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青山さん、憲法の中味が関係ないことはないのです。
天皇は八十歳の誕生日にこう言われました。
戦後、占領下にあった日本は、平和と民主主義を守るべき大切なものとして日本国憲法をつくり、さまざまな改革を行って今日の日本を築きました。戦争で荒廃した国土を立て直し、かつ、改善していくために当時のわが国の人々の払った努力に対し深い感謝の気持ちを抱いています。
また、当時の知日派の米国人の協力も忘れてはならないと思います。


このように、天皇は日本が主体となって憲法をつくったと言っておられるのです。
このお言葉の前に
この戦争による日本人の犠牲者は約310万人と言われています。前途にさまざまな夢を持って生きてきた多くの人々が若くして命を失ったことを思うと、ほんとうに痛ましい限りです。
と言っておられるのですが、わたしはこのくだりを読むたびに涙が噴き出すのです。
前途に夢を持っていた若者がいのちを奪われたことも悲しければ、その夢さえ持てない若者がいることが悲しい。
戦争に行く人間に夢など必要ないということなのでしょうか。
政治とは何か、国民は何を望んでいるのかを考えたり、想像もできないような為政者によって、日本人は地獄へと歩まされているようです。


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青山さんはリベラルな人間がお嫌いなようです。
それはいいのですが、「欧米の本家本元のリベラル派というのは、自由と人権のためには銃をもって血を流してでも戦う人々のこと」と言っておられるのは、いつのはなし?どこの国のはなしですか。
もしかして、レジスタンスや内戦とごっちゃになっていませんか。
青山さんは視聴者を馬鹿にしておられるから、嘘でもこじつけでもなんでも平気で言えるのでしょう。
残念ながら、多くの人がそれに騙されています。


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by michi-no-yuri | 2015-03-19 11:35 | Comments(9)
Commented by 枯れススキ at 2015-03-19 13:37 x
百合さま

お久しぶりです。

今年の歌会始のお題は「本(ほん、もと)」。

御製は、「夕やみの せまる田に入り 稔りたる 稲の根本に 鎌をあてがふ」。

夕闇の迫る田に入って、天皇陛下が刈り取らねばと思われたものは何なのか?
陛下の胸のうちを知る由もありませんが、
ただならぬ思いの伝わるこの御製は何を意味しているのでしょう。


Commented by michi-no-yuri at 2015-03-19 14:12
枯れススキさま

コメントありがとうございます。
後になればなるほど、青山さんの発言への怒りが増幅します。
天皇はロボットでいろと言っているに等しいからです。
こういう人間が、もっともらしく今上陛下におかれましては、、などと言うのが腹立たしい。

あの御製には、ぞ~っとさせられるものがありました。
わたしは、天皇の恐ろしいほどの瞋恚(怒り)を感じます。
Commented by 枯れススキ at 2015-03-19 15:11 x
百合さま

怒りではなく、憂国の情ではないかと忖度いたします。
Commented by michi-no-yuri at 2015-03-19 18:39
枯れススキさま

そうかもしれませんが
わたしは同じものではないかと思って瞋恚を使いました。
憂国の情の元になるのは怒りではないでしょうか。
Commented by 枯れススキ at 2015-03-19 18:46 x
多分、それは違うと思います。

怒りではなく、日本という国への、そして日本人に対する愛だと思います。

私が、陛下から受けるのはそういうものです。
Commented by michi-no-yuri at 2015-03-19 21:54
枯れススキさま

枯れすすきさまがそのように受け取られることをわたしは否定しません。
ですから、わたしの思いも否定しないでください。
わたしにとって怒りはもっとも大切なものです。
それがなければブログなど書きません。
愛とは、いつも日なたぼっこしているようなものではありません。
優しさだけが愛ではありません。
というより怒りがなければ愛はないと言ってもいいくらいです。

ディテールは忘れましたが、秋篠宮さまが幼いころ、小さな生きもの(何かは忘れました)を苛められたか、誤って死なせてしまわれたとき、天皇は幼い秋篠宮さまを間髪入れず池に突き落とされたということを聞いたことがあります。
天皇の弱いものを苛めたことへの怒りではありませんか。
それと同じで、国民を苦しめる政治に対して怒りと悲しみをもっておられるのは容易に想像できることです。
国民のことを思うとはそういうことではありませんか。
戦争のできる国になろうとしている国をどのような思いで見ておられるかと想像するといたたまれなくなります。
わたしはあの御製から天皇の安倍政権への瞋恚と深い悲しみを感じました。

優しい人が少ないのは、怒りというものを持っていないからではないかと思うことがあります。
わたしの言う怒りとは、利他心から発するものです。
愛や優しさは「怒り」とコインの裏表の関係だと思っています。
Commented by 枯れススキ at 2015-03-20 06:54 x
言い方が誤解を与えたかも知れませんが、百合さまの感じ方考え方を否定するものではありません。

人はみな、意識するしないに関わらず、全てを、自分の潜在意識にあるものを投影して見ています。そして、それ自体には、いい悪いはありません。

それが体験であり、われわれは、体験を通して学ぶために生まれてきたのですから。
Commented by 日本を守る会!「 at 2017-01-25 15:22 x
日本破壊がプロテスタントだと最近知りました。
世界に誇る、日本の歴史的宝が まさか攻撃だ、破壊だと
政治、tv,現代アートを手段として、<脱>を掲げて
います。
 この<脱>は、現在を破壊、否定の意味です!

危機感を感じました。
Commented by michi-no-yuri at 2017-01-26 11:32
日本を守る会さま

コメントありがとうございます。
既存の宗教を騙って悪いことをする人間がいるので、何を信じていいのか分かりません。
おっしゃっている「プロテスタント」もそういうことではないでしょうか。
もう少し具体的に書いていただけると有難いのですが。
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