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谷間の百合

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権力を支える者

山下俊一さんが国民は政府に従うものだと言われたときは変なことを言う人だなと思った程度でしたが、最近分かってきたのは、おかしなハナシなのですが、山下さんは心から、頭からそう信じておられるのだということでした。

しかも、そういう人間はたくさんいて、古今東西、権力はそういう人間によって支えられてきたということです。

つまり、山下さんにとって、倫理とか愛とか科学というものは権力の下にあるものなのです。

しかし、歴史をみればそんなことは当たり前のことなのでした。

今更なにを言っているのかと、自分に呆れます。

福島の被害者のことを涙ながらに訴えていた森雅子さんが、一年後には、被害は風評によるものだと言えるのも、

TPPに加盟することは日本が日本でなくなることだと言っていた稲田朋美さんが、ケロっとして大臣席に座っていられるのも、

彼女らにとって権力に従属することが倫理よりも上だという価値観があるからかもしれません。


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むかし、司法試験を受けるために新聞配達をしながら勉強を頑張っていた青年は、わたしが、「現世での地位や名誉なんか、、」というようなことを言ったとき、そういうことを世間に出て言うとキチガイ扱いされるよと忠告してくれたことがありました。

わたしよりナンボも若いかれはわたしの言うことに理解を示しながらもすでに世間の価値観に染まっていくしかないと達観していたのです。

いまごろ、かれは出世して権力を支える歯車の一つになっているのかもしれませんが、わたしは何も変わりません。

バカなのでしょうか。


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最近思ったことですが、男性はなんでも顔に表れるのに、女性はあまり顔に出ないのは化粧のせいかもしれないと。

化粧とは外面だけにとどまらず内面まで化かすのです。

森さんや稲田さんがアッケラカンとしていられるのは、前述した価値観によるものであると共に、女性として自分を騙すことに習熟しているからではないでしょうか。

(最近、田村厚生大臣の人相が変化してきたのは、やはり、自分を騙すことに習熟しておられないからかもしれません)。


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わたしは年の離れた兄(先日亡くなった)が恐くて嘘つきになりました。

中学生だったわたしは兄の本箱にある本を盗み読みするのが楽しみだったのですが、ちゃんと元に戻したつもりなのになぜか兄には分かってこっぴどく叱られました。

(わたしがまともに本を読み通すことができないのは、このときの盗み読みのせいかもしれません。)

しかし、わたしはシラを切り通して、一度も認めたことはありません。

女はシラを切り通すものなのですw

女子どもは弱い立場だったから身を守るために嘘をついてきたのですが、これから女性が責任ある仕事をしていくようになると嘘は駄目ですよ。

だから、わたしは仕事をしたくありませんw









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by michi-no-yuri | 2014-05-24 10:21 | Comments(0)
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