横田夫妻がモンゴルで孫のヘギョンさんと会われて帰国されたのですが、早紀江さんが手記に書いておられる「ものすごく疲れて」という言葉に込められた万感の思いに胸を衝かれました。
ケネディ駐日大使と安倍総理が官邸で会談をもったときから(表のニュースにはなりませんでしたが)急転直下の動きが始まったような気がします。
河野談話の見直しの否定、従軍慰安婦には最大級の言葉で遺憾の意を表しました。
訪韓していた事務次官が急遽帰国したことがネガティブにとらえられているようですが、真相はどうでしょうか。
わたしは、アメリカが最後まで握っていた拉致カードを切った(手放した)のではないかと思いました。
ロシアに接近する日本への危機感が限界に達したのかもしれません。
安倍総理にしたら、たとえ支持者を一時的に落胆させても、このカードに飛びつくメリットは計り知れないものがあるのです。
それで支持率が爆発的に上がり、悲願の憲法改正も可能になります。
早紀江さんが以前、日本の中に、拉致解決を望まない人たちがいる、解決を邪魔する人たちがいると言っておられたことがありますが、そういう人たちの後ろの闇に眼を凝らすと、その先にアメリカが浮かんでくるはずです。
ここにも、戦後アメリカが在日を使って日本の裏社会を間接支配してきたという構図が見えます。
そのアメリカがついに拉致カードを手放したということではないでしょうか。
安倍総理はアメリカや北の要求をすべて飲んでも拉致被害者を帰国させるつもりでいるのではないでしょうか。
どこまで行っても、日本はアメリカの手の内でしか動けないということのようです。
山崎淑子さんのツイッターに
どこの戦場かは分かりませんが、毛布にくるまれた死んでいる子どもを抱きかかえ、毛布に顔を埋めるようにして泣いている米兵の写真がありました。
キャプションにはこう書かれていました。
「われわれはテロと戦っていると教えられた。
だが本当のテロリストは私だった。」
集団的自衛権行使を急いでいる安倍総理や賛成している人に見てほしい写真ですが、多分、なんとも思わないのでしょうね。
集団的自衛権の行使とは日本がテロリストの片棒を担ぐことなのです。
そして、最終的には日本がテロ支援国家になることなのです。
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