山梨県の雪による被害状況には恐怖すら覚えます。
雪国ではない山梨県では雪害への備えも対策のなかったでしょうから、極限に達したと思われる困惑、困難、困窮は想像に余りあります。
昨晩、ネットに飛び交ったのは、総理のきのう一日の動静でした。
昼間はのんびり自宅で過ごし、夕方になって出かけた先は超高級天婦羅屋で、そこで支持者と会食したということです。
総理の頭にある世界観には世界はもちろん日本さえなく、あるのは取り巻きと支持者だけのようです。
(総理と会食した支持者はだれだ?!)
ところで、きょうの「徽宗皇帝ブログ」に書かれている人手確保のための提案にわたしは賛成です。
「まずは、無職の者(有職でもいい)を大勢集め、彼らを臨時公務員として、除雪作業に当たらせることである。
そうした人海戦術の方が、数少ない除雪車などに頼るより、今は有効だろう。
ボランティアなどときれいごとを言わず、きちんと金を払うことが一番大事なことだ。
それでなくて、必要な人数が集まるものか。
飯付きで、日当2万円くらいも払えば、たとえ1日だけの仕事でも人は集まるだろう。
その目的のために会社を休むことも大いに政府が奨励すればよい。
それに、人命救助というこの上無い立派な仕事なのだから、大義名分も名誉もある仕事だ。
雪かきをした人間には勲章を与えてもいいほどである。」
(どうか、総理大臣におかれましては日本のために、困っている日本人のために惜しみなくお金をつかってくださいますよう伏してお願いいたします。)
わたしは、屋根の雪おろしをしている人のほとんどが高齢者だというのを見るにつけ、地元の中、高生はなぜ手伝わないのだろうと不思議に思うのです。
なんで、お年寄りが雪かきしている横を知らん顔で学校へ行くのですか。
学校へ行くことがそんなに大事なことですか。
聞けば、何人かで作業をすれば事故が起きてもすぐ救出できるが、たいていは一人でするのでだれにも気付かれることがないまま亡くなるということでした。
子どもには危険だからさせられないということなら、安全な場所で見張りくらいはさせられるでしょう。
高校生にもなって何も感じないのはおかしいのです。
とにかく、子どもは学校へ行くもの、親はこどもを学校に行かせるのという強固な観念ができあがっていて、それ以外のことにはまったく考えが及ばないようです。
むかしは、勉強していると家の手伝いをしろと叱られたと言っていた人もいましたが、(わたしは叱られたことはありませんが、親は勉強にはまったく無関心でした)いま、そういう親がいたらわたしは尊敬します。
家や近所や地域が困っているときに何もせずに、国の一大事に何ができますか。
何が道徳教育ですか。
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