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谷間の百合

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従軍慰安婦のこと

BBCが橋下市長の辞任と出直し選挙を報じるなかで、かれがNHK籾井会長の慰安婦はどこにでもあったと言ったことを、改めて正しかったと強い賛同を示したことを取り上げたそうです。

実は、わたしも以前はそう思っていました。

日本だけが責められる問題だろうか、どこでもやっていたことなのにと。

ところが、一年ほど前からわたしの中で変化が生じてきたのです。

たとえば、よその国が「どこでもしていたことではないか」と言った場合を想像してみたとき、わたしはとても不愉快な気持ちになったのです。

その国の品位や見識を疑いたくなるだろうと思いました。

それほど嫌な気がしたのです。

事実であっても言ってはいけないこと、あるいは逆効果になることに日本は余りにも無知で無神経でした。

そういう問題は国際間の紳士協定でタブーになっていたことだったのではないでしょうか。

どうやら日本はそれを知らず、紳士協定に反したことで、信頼や信用を大きく損ねたかもしれません。


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たとえば、いじめやカンニングや万引きを、みんながやっていたからと子どもが言ったら、「人のことは言うな!」と大人は叱るのではありませんか。

日本がしたことの事実だけを事実として認め謝罪するのです。

それが大人(たいじん)としての国の責任の取り方だと思います。

他国のことは一切言うべきではありません。

軍が慰安所を設置し、慰安婦を募集したことは事実です。

強制については真正面から取り合わず、ただ募集をかけた事実だけを言えばいいと思います。

子どものような言い訳を繰り返して逃げ回っていないで堂々と事実を認めてください。

男として、紳士として、サムライとして潔いところを見せてください。

あの国の人たちの被害者意識が余りにも異常だとしても、それに対して何も感じないとしたら日本人が被害や屈辱に鈍感だからなのかもしれません。

それとも、日本が受けた甚大な被害に対しては何も言えなかった、あるいは言わなかったことで不感症が慣性になっているのでしょうか。

日米同盟の名のもとに、日本人は何も考えない、何も感じない人間にさせられてしまったということでしょうか。


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by michi-no-yuri | 2014-02-05 14:23 | Comments(5)
Commented by ケイ at 2014-02-07 11:55 x
「従軍慰安婦」が初めて中学の教科書に載ったとき、いわれていたことを書かせていただきます。

・「従軍慰安婦」という呼称は正しくない。そういう存在はなかった。
・日本軍が行くところに、売春業者が付いて行き、軍は衛生管理などをしていた。集めたのは業者であり、(中には騙された者もいた)女性(またはその親)は高額の報酬を得ていた。
・もちろん日本人女性も多くいた。
・日本軍以外の軍隊は、GHQなども含めみな、兵士の性の問題を放置したので、現地の多数の女性が犠牲になった。
思い出すのはこんなところです。

あの頃活躍した半日日本人のお陰で、「従軍慰安婦」もとうとう事実になってしまいました。
日本の子孫たちのことを心配したものですが、日本人になら何してもいいと思う輩が増えるのでしょうね。
Commented by ケイ at 2014-02-07 12:44 x
すみません、書き漏らしがありました。
・当時売春は職業として認められていた。
・GHQについて、(上記は誤り)確か、日本政府に慰安所を作らせた。
(井口博士のブログで、悲惨な目にあった方々のこと読みました。)
Commented by michi-no-yuri at 2014-02-07 19:22
ケイさま

コメントありがとうございました。
おっしゃることはすべてその通りだと思います。
わたしもすべて知った上で書きました。

韓国だって分かっているのです。
アメリカだって分かっていることです。
しかし、かれらの思いは別のところにあります。

韓国はともかく、なぜアメリカはじめ欧米が不快感を
表明するかを考えないといけないと思ったのです。

とにかく、「どこでもやっていること」は禁句です。
それだけは言ってはいけないと思います。
Commented by まつ at 2014-02-09 12:13 x
関係ない話しですが、最近やっとカリフォルニアも雨が降って来ました♡しかし、夜空が何となく赤いのと、北西のそらが光っていますので、日本に地震があるかもです。寒いので気をつけてくださいね。
Commented by michi-no-yuri at 2014-02-09 13:44
まつさま

情報ありがとうございます。
もう何があってもおかしくありません。
気をつけたいと思います。
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