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谷間の百合

taninoyuri.exblog.jp

イチローさんと日本語。

英語を小学校から必修化する案が検討されているそうです。
おそらく、楽天の三木谷社長が主導しているのでしょう。

安倍総理は、グローバリズムの中で生き抜くため、勝ち抜くためとか言っていますが、あきらかに、TPPと連動しているのです。

グローバリズムとは何ですか。
多国籍企業が世界の富を簒奪する仕組みではありませんか。
それに日本は率先して貢献しようとしているのです。
多国籍企業から、多くの外国人が日本にきて日本で商売し易くするために、その受け皿として日本人が英語をマスターするということです。
外国人の弁護士や医者や教師などの労力を軽減するために、日本人が英語を習得してお迎えしようというわけです。

日本の完全な植民地化です。
植民地の人間は、宗主国の言葉を強要されるのです。

フィリピン人の英語力はスゴイよと言っていた人がいましたが、そんなことが羨ましいですか。
植民地化が嬉しいことですか。

我慢のならないことは数々ありますが、その中で、もっとも堪えがたいのが母国語を蔑ろにすることです。
総理は、保守とは何かが分かっていないのです。
保守の最後の砦は言葉です。日本語です。

日本から、日本語がなくなれば、そこはもう日本ではありません。
ことばはいのちそのものです。
そのいのちを弄ぶようなことをしようとしているのです!

これから、英語を喋りながらヒップホップを踊るような子どもが増えていくのでしょうか。英語訛りの日本語をしゃべる子どもを見ることになるのでしょうか。

そういう世になるのなら、わたしはその前に死にたい。

イチローさんは、試合後のインタビューでも日本語です。
兄が、イチローは10年以上もアメリカにいながらまだ英語が喋れないと嘲るように言いましたが、なんと情けないことを言うのでしょうか。。。

イチローさんは英語を喋ることを「潔し」としないのです。
日本と日本語に誇りを持っているのです。(それくらい分かれ!)

アメリカ人がイメージするように、イチローさんは本物の「サムライ」でした。

イチロー選手の爪のアカでも飲んで、世界に日本語を広めようというくらいの気概を持ってほしい。










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by michi-no-yuri | 2013-05-23 16:05 | Comments(0)
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