「スカイヲーク」ブログで
小沢さんの代表就任での演説の全文を何回も読み返しました。
(中に、(満場大拍手○秒間)という言葉が挿入されていたことで聴衆の反応がよく分かり、臨場感がひしひしと伝わってきました。)
小沢さんは、アルジェリア人質事件に言及され、自衛隊の派兵が当然のように囁かれているのは危険な兆候であり、国民の生命や国の権益を守るという美名のもとに軍を派遣するというのがいままでの戦争のやり方だったと言っておられます。
歴史的にも、イラク、アフガンを見ても
「世界最強の米軍を何万投入しようが、決して、民を安定させることはできないことを証明している」と言われたときと
「ただ、人質になって日本人の命が失われたということのみで海外派兵ということに道を開くような議論というのは、非常にわたしの言う基本の平和貢献にも反する」
と言われたときは「満場大拍手」とあり、わたしも非常に共感を覚えました。
こういう思いが、もっともっと広がっていけば、日本は決して戦争することはないだろうと思ったからです。
先週「アンカー」で、青山繁晴さんが、この事件に触れ、「日本人は海外で守られていない」と書いたフリップを出されたときは、何を言わんとされているかが分かってわたしはすぐにチャンネルを換えました。
こういう言説は耳朶に入りやすく、影響力も大きいことから危険なのですが、小沢さんの聴衆(支持者)がそうではなかったことは(当然といえば当然なのですが)わたしには救いであり希望でした。
また、国連が当てにならない、機能していないという見方については、それを認められた上で尚重視されるのは、国際問題を取り上げる機関はそれしかないということと、
中国とロシアが拒否権を持っているということが大きいのではないかと思いました。
「スカイヲーカー」様はこう書いておられます。
相手が束になって汚い手口で死に物狂いで襲い掛かってきているのに、手段を選んではいけない。
何でもアリで反撃しなければならない。
不法行為を名指し、個別に血祭りにして抹殺すべきだ。
生半可では相手は倒せない。
気持ちは非常に分かります。
しかし、小沢さんにそれができるでしょうか、というよりされるでしょうか。
小沢さんには夢があるのです。
「僕には夢がある。」と言われたのです。
夢のない人にはゼッタイに言えないセリフです。
わたしも、その夢が見たいのです、、、
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