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谷間の百合

taninoyuri.exblog.jp

憎しみからの超克。

鳩山元首相に続き、山口公明党代表が安倍総理の親書を携えて訪中しました。
親書とは別に、創価学会の池田大作名誉会長の伝言も伝えるという任務も帯びていたようです。

わたしにとって、あの宗教家はもっとも不快な人物の一人なのですが、しかし、白ねこでも黒ねこでもねずみを捕るねこはいいねこだという寓意に倣って言えば、とりあえずどんな思惑があるにしろ尖閣で少しでも歩み寄れれば良しとしなければならないだろうと思います。

仄聞するところ、中国側は暗に棚上げをしてもいいというニュアンスだったそうで、一先ず安心したところですが、なんと石破幹事長はそれを拒否したというではありませんか。次の首相狙いで、アメリカのご機嫌をとっているのかもしれません。

安倍総理は「その筋」に提出する論文で、南シナ海の航行安全を確保するためにイギリスやフランスにも協力を呼びかけると書いていましたが、どこにまた、後進国や未開国から収奪の限りを尽くして地獄へ突き落した帝国主義者たちを表舞台に呼び戻さなければならない理由があるでしょう。
おそらく、この一行を書いたことで、「その筋」から認められたといっても過言ではないくらい、これは重大なことではないでしょうか。(現に、自衛隊のNATO加盟が囁かれています。)
なぜ、英仏に呼びかける前に、中国と話し合いを持たないのですか。お互いの利害が衝突しないような解決策は必ずあるはずです。
しかし、あえてというか絶対それをしたくないのですね。平和になったら困る人がいっぱいいるからです。

中国の、鳩山元首相や山口代表への対応は、おおむね冷静で理性的でした。
そのとき思ったのが、相手国の理性に縋らなければならないとは、なんと情けない倒錯した心理だろうかということでしたが、それほどに、日本の政治には絶望しているのです。
日本政府は、日本の国益のための政治をしていないばかりか「現帝国主義者」たちの手先になり、率先して日本売りに手を貸しているのです。


韓国の前大統領の竹島上陸や天皇侮辱発言、それに親書の返還というこれ以上ないと思われる無礼な行為に対して、さすがに、そのときは日本人も怒りを爆発させましたが、
それがどうでしょう。もう、だれも口にしなくなりました。
巧妙に悟られないように、だれかが、韓国への怒りを中国への怒りに収斂させシフトさせていったのです。わたしはその推移を刻々と肌で感じていました。
韓国への怒りや悪感情は、誘導されてそっくり中国へ移行させられたのです。それが尖閣問題の一つの側面だと思います。

中国がいまにも日本を侵略し呑食するような不安の根底にあるのは、やはりその人口の多さにあるのではないでしょうか。たしかに、それは脅威であり恐怖ですが、その脅威を取り除くのは、やはり相手を認めて、決して対立を煽らないことしかないのです。

わたしは歴史を知りせんので、あるいは事実誤認があるかもしれませんが、
中国は日本にかって悪いこと(犯罪は別として)をしたことがありましたか。
いつごろからか知りませんが、横浜や神戸にはたくさんの中国人が住み着きコミュニティをつくっていますが、かれらは日本に害を及ぼしたことがありましたか。
日本の社会と軋轢が生じたことがありましたか。

在日朝鮮人のように宗教を手段にして日本を乗っ取ろうとしましたか。自分たちが皇室にとって代わろうという考えを持っていますか。
お金の力で、裏から(表からも)政治を動かしていますか。
マスコミを支配していますか。

寡聞にしてわたしはその事実を知りません。

政治家は、かれら在日に買収されてせっせと日本を売り渡してきたくせに、なにが中国脅威ですか!

実は、わたしは、そういう在日朝鮮人にたいして、非常なる怒りを持っています。何度も言いますがそれは決して憎しみでも恨みでもありません。
「怒り」には、れっきとした理由と根拠があります。
かれらの「恨」のように、いわれのないというか捉えどころのないものではありません。

だから、わたしはこう言います。
邪な考えは捨てなさい。
日本に悪いことをするのは止めなさい、と。

わたしの「怒り」はそれらが解消した暁には雲散霧消するのです。
あなたたちの「恨」のように未来永劫に続くものではなく一瞬にして消えるものなのです。

憎しみはもっとも醜い感情だという以上に、日本を支配するものを喜ばすことが最大の問題なのです。かれらの仕事が人々を対立させ、憎しみ合すことだからです。
世界や日本を支配するものに勝利するには憎しみの超克しかないのです。









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by michi-no-yuri | 2013-01-27 16:48 | Comments(0)
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