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谷間の百合

taninoyuri.exblog.jp

いろいろ。

きのうのサンケイに「正論」懇親会の報告記事がありました。
今回の講師は、あの元駐米大使でプロ野球コミッショナーの加藤良三さんでした。
話しのなかで、かれは「アメリカは努力しない国は助けない。日本にとってアメリカは命綱だ。」と言ったそうです。
わたしはムカッとして、努力とは具体的にどうすることか言ってみろ!と思いました。
その場にいたら質問攻めにして苛めてやるのに。。。というのは嘘で、わたしは人前でものが言える人間ではありません。勇ましいのはブログの中だけです。

でも、イヤな感じがしませんか。腹がたちませんか。
要するに、アメリカさまのご機嫌を損なわないように、もっと売国せよと、無能なコミッショナーはおっしゃっているのです。
駐米大使のときは、さぞせっせと売国に励んでおられたことでしょう。
(この人、わたしの大大大嫌いなジェラルド・カーチスに似ていませんか。)


自民党が掲げている「集団的自衛権」なんですが、アメリカが攻撃されたら助けるということだそうですが、遠い未来のことはいざ知らず、アメリカを攻撃する国ってどこでしょう。国ではありませんが、わたしには幻の「アルカイダ」しか思い浮かびませんけどw
今まで散々、大義なき戦争を仕掛けてきたアメリカが、今後、正義の戦争をするとは思えません。結局、日本は自動的にアメリカの正義なき戦争に駆り出されるというのが集団的自衛権の行使ということではありませんか。


竹中平蔵が、「若者は貧しくなる自由がある。」と言ったそうです。
自分では名言のつもりかもしれませんが、意味不明です。というより、意味を成していないのです。
なぜなら、現実に若者は貧しいからです。それも、単に貧しいのではなく、竹中平蔵によって貧しくさせられたのです。かれこそ、多くの若者を非正規労働という身分に貶めた張本人です。
貧しくなる自由と言うのなら、外にも選択肢をいくつか提示して、その中から自由に選ばせろと言いたくなるではありませんか。非正規から抜け出すにはどうすればいいか教えろと言いたくなるではありませんか。これでは、奴隷に奴隷になる自由があると言っているようなものです。

日本は少子化にさせられているのです。
そのために、貧しくて結婚もできないようにするのが「かれら」の考えていることです。
(わたしが「電車男」を読んで大泣きしたのは、結婚はおろか恋愛もできないようにさせられている若者が、あまりにも無残に思えたからです。)









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by michi-no-yuri | 2012-12-05 16:59 | Comments(0)
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