詳しくは知らないのですが、ヒップホップダンス(これだけではないようですが)を中学校の必修にすることを発案したのは安倍元総理だということで驚きました。どういう手続き、経緯を踏めば、こんな重要なことが一議員によって簡単に決められてしまうのか不思議でなりません。どういう理由で、どういう経緯を経て決められたのでしょうか。
これは、誇張ではなく日本文化の破壊です。
何かを見に行ったり、聴きに行ったりすることが全くと言っていいほどないわたしですが、一つだけ楽しみにしているのが市民文化祭です。お目当ては「△△音頭」の踊りです。永遠に踊っていてほしいと思うくらい魅了されるのです。
粋(いき)で、優美で、色っぽくて、愛嬌があって。。。。。ああ、これぞ日本の庶民文化の神髄だと思い、陶酔して見ているのです。
ところが、非常に不快なことがあります。ヒップホップと「よさこい」です。
嫌いというレベルを通り越して憎悪しています。
目をつむって耐えているのですが、なんで、子どもにこんな憎たらしいダンスを踊らせるのかと憤懣やるかたなくなるのです。
「よさこい」もそうです。共通しているのが衣装の汚らしさとだらしなさです。優美さや愛嬌など微塵もありません。
そういうダンスがなぜ、日本文化を破壊するかと言えば、それによって日本女性特有の所作、身のこなし、しぐさが損なわれるからです。それが損なわれることによって、身体表現に集約されている文化そのものが破壊されるのです。したがって、今以上に、日本女性から殺伐としたオーラが発散することになるのではないでしょうか。
安倍さんが言う「美しい日本」がまたまた失われるのです。
本場の「よさこい」はどうなのかとユーチューブで見たら、なんか変な衣装で踊っていました。だれかがデザインしたものでしょうが、余計なことをしたものです。
もう一つ嫌なのが、女性が大太鼓を打つことです。男性のすることは何でもしたくなるのでしょうが、これだけは手をつけないでほしかったと思いました。
一つくらい、男の世界、男の聖域を残してもいいのではありませんか。
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