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谷間の百合

taninoyuri.exblog.jp

「瑞穂の国」の男たち。

日本をこんなにしてしまったのは男性の責任だと思っていますので、
男性への恨みつらみは骨髄に達しているのですが、
哀しいかな、わたしには日本の男性の代替はないのです。
情けないことですが、憎しみが増せば増すほどにそれに比例して愛しさが
じわじわと湧き出てきます。こういうのを多情多恨というのでしょうか。

きょうは、恨みつらみは横に置いて、ちょっと日本の男性美についての雑感を。中味の精神については荷が重すぎますので、もっぱら外観、見た目についてだけです。

わたしは背が高く、足の長い男性が嫌いです。先日そんなことを考えていたときに、その原因に思い当りました。背が高く足が長いということは必然的に腰の位置が高くなります。腰高の男性は武道をはじめ何をしてもサマになりません。たとえば、武士が刀を差す位置が高いと無様です。わたしは剣道が好きですが、やはり腰が落ちていないと美しくありません(以前住んでいた家の近くに剣道の道場があり、わたしはよく子どもを連れて覗きにいきました。少年剣士の甲高い気合いの声と、袴の裾から見えるアキレス腱の美しさを飽かず見ていたものでした。)

過日、ユーチューブで初めて「おはら風の盆」の男踊りを見て、その魅力の虜になりました。しなやかで、優美で、きりっとしたからだの所作に日本の男性美の極致をみたように思いました。
やっぱり、日本の男性には半纏と股引ですね。腰高以外のどんな体型でもそれなりにw
似合うのです。法被は羽織るだけではなく、腰紐できりりと締めてほしい。

実家は呉服屋で、父はいつも着物でしたが、背が低く小太りの体型でも実にカッコよかったですよ。そして、口癖が「大男、総身に知恵が回りかね」でしたから、このことも背が高い男性が好きになれない要因の一つになったのかもしれません。

男踊りと共によく見るのが、防衛大の観閲式での行進ですが、こういうカッコよさは世界共通ですね。それにしても、日本が行進の形式をガチョウ式といわれるドイツ方式ではなくフランス式を採用してくれたのは何と幸いだったことでしょう。あの足を高く上げるガチョウ式は日本人には合いません。
よく記録映画などでみる、日本軍の、膝を地面と垂直になるくらい上げて行進する形式はなかなか前進しそうに見えないのですがwあれは泥田を歩くときの足の運びからきているそうで、日本人は股引、半纏(元は百姓の野良着)といい、行進の方法といい
どうしても「瑞穂の国」の民族なのですね。


実は、よくコメントをくださるひろみさんの亡くなられたご主人を、わたしはてっきりスペイン人だと思っていましたので、いままで白人男性の悪口を書くのを控えていましたが、ご主人は日本人だったのです。
しかし、やはり悪口は言わないほうがいいですね。
ひそかに、日本の男性が最高!と思っていればいいのですから。
(どなたか、日本の女性の美について書いてくださる方はいませんか。仮想上の女性でいいのです。)










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by michi-no-yuri | 2012-04-09 14:57 | Comments(0)
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